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三重県志摩市内の小中学校 磯焼けの原因と考えられる未利用魚「アイゴ」が給食で提供されました!

三重県志摩市内の小中学校で、地元の豊かな海を守ることの大切さを学んでもらおうと、未利用魚「アイゴ」を使用した給食が提供されました。

志摩市は、深刻な海の環境問題である磯焼けを解決するため、2024年度より三重県立水産高等学校や企業と連携し、未利用魚であるアイゴのさつま揚げを開発してきた。

アイゴは海藻を食べてしまうことから磯焼けの原因の一つと考えられていて、ヒレについたとげに毒があることなどから調理が難しいとして廃棄されていた。

開発されたアイゴのさつま揚げは、今年2025年1月に開催された「第44回全国豊かな海づくり大会キックオフイベント」の試食会で好評であったことから、給食で提供されることとなった。

9月17日は、志摩市内の小中学校13校で2,700食が提供された。

子ども達は、アイゴのさつま揚げをおいしそうに味わい「はんぺんみたいな食感でとてもおいしかった。食品ロスを減らすためにたくさん食べたい」と話していたということです。